100年前 海を越え 半年かかって届けられた手紙は 今朝 僕の右手の中で送られて コーヒーを淹れ終わるより早く返事が来た 1000年前 竹から生まれた美しい娘が帰っていったという美しい月には 何もなかったとTVは告げた 僕は今 縄文土器を手に持って…
風邪をひいた 僕はヘッセを読んでいた 子どもの精神世界を犠牲にして 世界は先を急いでいる 100年前の警告は それさえも消費され消えていくようだ 難しい顏をしていただろうか ページをめくっていた僕のそばに のはらがやって来た パパ風邪ひいたからかわい…
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