元島生

文章・音源・詩・活動・いろいろ

生きるための表現

「人間の苦しみの最大の根源は、自分につく嘘である」

自分に正直にあるというのは、とても難しい

何をしても苦しくなるのは、どこかで自分に嘘をついているからだ

歌を歌うことも、小説を書くことも、間接的表現を通して、深層に触れることのできる道具であって、自分に嘘ばかりついている日常の中で、精神のバランスをとるために必要なのだ

いい音を見つけては、声を出し、心のどこかが共鳴するのを待っている

ただただ思い浮かぶ場面に任せて、筆を進め、隠れていた気持ちを出してあげる

そうやって出てきたものが、僕にとってはとてもいいものだし

誰かにとっても、深層を揺らすものだったりするのかもしれない