元島生

文章・音源・詩・活動・いろいろ

365出版 幸恵さんの日記

何か理由はあるのだろうけど、それが何なのか分からないまま、何だか居た堪れず、ざわざわと不安。
最近はこういうのが多い。
夜の街は小雨。
駅まで向かう道、傘を回しながら歩いた。
傘を回しながら歩くと、その回転によって自分が進んでいる様な気がして、少し紛れる。
回転を止めないように、必死にくるくるしながら歩く。
僕の横を女子高生が、バリアを張って通り過ぎる。甲高い笑い声というバリア。
僕も女子高生も、生きるために必死。
なぜあの女子高生は、バリアを張ったのか考えていたら、僕以外誰も傘をさしていない事に気がつく。
雨は止んでいた。
信号待ちをしていたら、猫が、信号無視して渡る。
こういう事だから、僕は苦しいんだなと何となく思う。

と、池上風に書いてみる。

密かに大ファンだった池上幸恵さんの日記を、りょうたさんが出版した(正式にはまだらしい)ので、昨日本人から買った。
その文章を真似してというか、染まって、数分前の場面を、電車の中で書いている。
池上風に、日常を眺めると心が救われる。
つまり、日常の場面を心に添って言語化する事は、自分を大切にするような事だなと思う。
世の中は、人目を惹いたり、宣伝の為の言葉で溢れている。
池上さんの言葉は、彼女の心の為に書かれていると思う。
だからこそ、僕の心にも染みる。
正式に出版されたら、いろんな人にプレゼントしたい。
素晴らしいです。