元島生

文章・音源・詩・活動・いろいろ

ゆれる

タスクをこなす。

ひたすら消していく。

何を成し遂げたのだろうか。

何を成し遂げたいのだろうか。

 

僕の日々の中で、最も大きな意味を持つ行為は、最も小さな行為。

この世界の平和は、僕の内面にこそ完成する。

自分自身に取り組むことこそが、最も大きな平和への行動だ。

 

嫌われたっていいじゃないか。

せっかく出会えたんだもの。それさえも貴重じゃないか。

 

息を吸いながら吸っていることに気づく。

吐きながら吐いていることに気づく。

 

酒が飲みたい。そう書きながら唾液が出る。

生きづらい。神様よくぞ。それでいい。

 

あれは何だろう。あの態度。

誰の内面にも生命の歴史が刻まれている。

誰の遺伝子にも、人殺しがいるし、聖人がいる。

意味など大したことじゃない。

考えるな。

 

酔っぱらい。障がい者。きれいな人。人を指さすな。黒縁めがね。

喜びこそ苦しみ。

 

感じることさえいいかげんなものだ。

今、目の前、それだけ。

 

また動く必要があるから疲れるのに、ごまかしたら、いつか動けなくなるにきまってる。

 

今の感情はすべて必要なんだよ

 

僕も電車もゆれる。

手すりも。駅も。空も。未来も。

全部ゆれる。