元島生

文章・音源・詩・活動・いろいろ

2割

死んだじいちゃんが夢に出てきて、一緒に歩こうと言った
歩きながら話をした
2割の力で乗り越えられることと、8割出さないと乗り越えられないこと、どっちが面白いと思うかと聞いてきた。
僕は、2割があまり面白くない事は分かると言った。
そのあと、弟が出てきて、ボクシングの試合を、弟とする事になっていて、試合はあと一カ月を切っていた。
僕は何もしていない。
家族で食事をとっている時、不意に思いついて、裸足で飛び出して、走りだしたら、全然走れない。
8割出したら倒れそうだ。
身体は手を抜き2割しか出そうとしない。
でも8割出さないと、いまの自分を超えていけない。
それは分かった。
靴を履いて、また走り出すところで目が覚めた

何をやろうかぼんやり考えた