元島生

文章・音源・詩・活動・いろいろ

ゆいちゃんとみきちゃん

ゆいちゃんとみきちゃん 作詞作曲 元島生 ゆいちゃんとみきちゃんが大きくなったら ふたりでお店屋さんをするという かわいい絵本や 甘いキャンディや 自分で描いた絵や 折り紙なんかを置くのだそうだ やさしい人に支えられ お金の心配しなくていい ゆっくり…

分かりたい

分かりたい 作詞作曲 元島生 ふさぎこんでる帰り道 石ころ二つ蹴とばした 夜風がほほを突き抜けて 今夜わたしを殺してほしい 分かりはしない 人の事 分かりはしない昔の事 分かりはしない生まれたこと 分かりはしない あなたの事 それでも僕は 月を見てると …

ささきりょうたニューアルバム ほらだんだん

この冬は長かった。一生続くんじゃないかと思ったし、正直まだ抜けきっていない。 長い長い暗い暗いトンネルに思える。抜け切れるだろうか。歌も仕事も本も人間も時間も、決め手にならず、僕はきっかけを待っている。 このアルバムにトンネルという曲がある。…

ある春の1日

6:00 起床 7:00 ミキと自転車で散歩(自転車で世界一周するのが夢らしい) 8:00 ドブ掃除(町内のやつ) 9:00 のはらと買い物(ママとゆいとみきは児童会の集まりへ) 10:00 子どもらと畑作り・種まき(トウモロコシ・ニンジン)、ママお出かけ(送別会) 12:00 子ども…

摘む

早めに帰ったら、娘の友達が遊びにきていた。 帰るというので、散歩がてら送って行った。 光がきれいで春を思わせたが、まだ寒かった。 空き地でつくしを見つけたので、摘んで帰った。 つくしがあると僕が言うと、「あーほんとだ!」と宝物でも見つけたよう…

誰かの風に触れた時 僕の中にも風が起こる

寄り道

ちょっと寄り道をした 屋上から夕陽を見た その時に僕は見つけた 柔らかく光る 屋根の間に 風に揺れる 娘の髪に 幼い頃 祖父が 電車の通る時間に 線路沿いまで連れて行ってくれたこと 両親と街にウインドーショッピングしに行く予定だったのに 時間がないか…

風の街

風の街 作詞作曲 元島生 今夜君に会いにいくから窓は開けておいてよ急ぎ足で電車通り抜けて風の街へ お月様がついてくるよ僕を笑っているよ世界中でひとりぼっち僕と君の夜 街の灯りは楽しそうで寂しそうな君を思い出した

まだ半分も終わらない

まだ半分も終わらない 作詞作曲 元島生 ここは動物園なのかはたまた閉鎖病棟なのか問うことは出来そうだかそれに意味があるとはあまり思えません 逃げてしまえればと思いながら今日もホームレスを見下して見ぬ振りでお金を貰いに電車にのる優しい人々はどこ…

吉田夫婦に捧ぐ唄

友達の結婚式のために作った曲 幸せな始まりの時 浮かぶのは幸せな終わりの光景ばかりで 例によって 暗い曲が出来た 祝いの席の温度を下げてしまって なんとなく申し訳ない気がしてたけど 僕の次の人たちが ドリカムを合唱してくれて とても助かった 動画は…

10000年前からの手紙

100年前 海を越え 半年かかって届けられた手紙は 今朝 僕の右手の中で送られて コーヒーを淹れ終わるより早く返事が来た 1000年前 竹から生まれた美しい娘が帰っていったという美しい月には 何もなかったとTVは告げた 僕は今 縄文土器を手に持って…

何もかも新しくなる世界に

風邪をひいた 僕はヘッセを読んでいた 子どもの精神世界を犠牲にして 世界は先を急いでいる 100年前の警告は それさえも消費され消えていくようだ 難しい顏をしていただろうか ページをめくっていた僕のそばに のはらがやって来た パパ風邪ひいたからかわい…

高速道路にて

感性が動くからだと思うが、旅をすると曲ができる。 長野からの帰り。高速道路でできて、パーキングで完成させた曲。 高速道路にて 作詞作曲 元島生 高速道路でハンドルを 切り損ねて 切り損ねて 死んでしまうかもしれないよ oh... ライブの後に飲みすぎて …

オオイナルナニカ

オオイナルナニカ 作詞作曲 元島生 教会の鐘が鳴り 僕らは急いだお祈りを お祈りを 捧げに行くんだ そんな事してる間に 雨は上がった神様は 神様は どこに居るんだ あの子の為なら僕の命はいらないそんな事言う僕に 雨は一頻り降り続いた 何かが降りてきたら…

僕は浮浪者

僕は浮浪者 作詞作曲 元島生 僕は浮浪者 ボロボロの僕は浮浪者 服を着て僕は浮浪者 言葉などゴミ箱に捨てちまった 僕は浮浪者 朝起きて僕は浮浪者 歩くだけ僕は浮浪者 明日などゴミ箱に捨てちまった 僕は浮浪者 関係ないね僕は浮浪者 優しさなんて関係ないね…

夕陽がきれいだ

夕陽がきれいだ 作詞作曲 元島生 ビルの間を風が逃げてきて僕を過ぎた 僕を過ぎたあー夜は背中の方でゆっくりとやさしくなった 大きなものは大きくなった小さなものは消えていった僕はまるでビルの間を逃げ惑う風のようだ 夕陽がきれいだ夕陽がきれいだ何も…

ふるさと

ふるさと 新幹線がふるさとを出る生きているみなさんも死んでいるみなさんもこころ穏やかにありますようにと目を瞑る

箱の中

箱の中 東京は箱の中のようだ四角い箱の中で うろうろウロウロ朝が来たり夜が来たり生まれたり死んだり 誰かに飼われているのかもしれない飼育籠の中で 僕らは四苦八苦しているのかもしれない鑑賞するとしたら こんなに面白い生き物もいないだろう「お、暴動…